大人が本気で遊ぶ動画シリーズ「作ってあそぼう」。今回は「割りばしゴム鉄砲」を作ってみました。
↓↓動画はこっちを観てね↓↓
割りばしゴム鉄砲といえば、小さい頃作った人も多いんじゃないでしょうか。家の中とかに転がっている割りばしと輪ゴムを使って手軽に作れるおもちゃとして遊んだ思い出はほとんどの大人は持っていると思います。
さてさて、割りばしゴム鉄砲といっても実は色々種類があるみたいなんです。割りばしゴム鉄砲についてGoogleで検索しても色々出てくると思いますし、中にはこんな本もあったんですね。
見てみるとダブルガトリング160連発銃なんてものもあるっていう。。今回、こちらの本を少し参考にさせてもらいながら作ってみたんですが、いきなりこんな大物にチャレンジするのは無謀だと思ったので、今回は4連発ピストルを作ってみました。ゆくゆくはダブルガトリング160連発銃も作ってみたいけどまずはこのへんからで!!
目次
材料(部品)
<部品> | <数量> |
---|---|
・割りばし | 9膳 |
・輪ゴム | 10個程度 |
材料といっても、割りばしと輪ゴムだけです。4連発ピストルなので、銃身(輪ゴムをかけるところ)が多い分、割りばしが多めになっています。
道具
・カッター | ★必須 |
・カッターマット | あると良い |
・定規 | あると良い |
・グルーガン | ★必須 |
割りばしをカットするのにカッターを使います。割りばしは手でも割れますが、綺麗に割りたい(カット)しておいたほうが見栄えが良いのでカッターは用意しておきましょう。
あと、意外かもしれませんが、グルーガンも用意してください。これ、最初に使います。接着できればいいので、ボンドでもノリでもOKです。
カッターマットと定規は必須ではないですが、あると便利です。
レシピ(作り方)
ここから作り方を順番に紹介していきますね。
割りばしを切る前に割れている部分をグルーガンやボンドでくっつけます
まず最初に割りばしをグルーガン(ノリ、ボンドでも可)で固めます。割るんじゃありません。割りばしの先端、割りやすいように切れ目が入って浮いているところをグルーガンで固めてください。
今回はこのように1膳2本を固めた状態にしてからカットしていくんですね。その前準備として9膳の割りばし全部を固めていってください。
割りばしをカットしよう
続いて固めた割りばしをカットしていきます。
長さを測ってカットしよう
注意してほしいのがカットの仕方。長さを測ってカットすると出来上がりが格好良くなります。この一手間が後々効いてきます。
カットする長さはこんな感じ↓↓
<比率> | <数量> |
20cm(カット無し) | 3膳 |
9cm:11cm | 2膳 |
10cm:10cm | 2膳 |
14cm:6cm | 2膳 |
3膳はカットせずそのまま、残り6膳を2膳ずつ3パターンの長さでカットします。
綺麗にカットするコツ
割りばしにカッターで切れ目を入れてから割り折るのですが、綺麗に割り折るにはコツがいります。
まず、割りばしを360度グルッと回転させながら全面に切れ目を入れます。
それから切れ目を割り折るのですが、一気に割ると欠けてしまうので、少しずつ割り折ってください。
そうするとこんな感じで綺麗に割れます。
パーツの準備はこれで終わりです。
割りばしを組み立てよう
ここから割りばしパーツを輪ゴムを使って組み立てていきます。
完成イメージ図
完成イメージ図はこんな感じ(この図はわざわざ自分が作りました!w)。組み立てる前に完成後が見えたほうが段取りよく進めますよね。
組み立て途中の様子はこんな感じ。
だんだんと形になってきました。この段階では銃身は2本(2連発)。
さらに銃身が2つ加わって、4連発ピストルの完成!!
遊ぼう(輪ゴムをつけて撃ってみよう)
完成した4連発ピストルに輪ゴムを装填して(引っ掛けて)飛ばしてみましょう。
勢い良く輪ゴムが連弾で飛んでいきますが、実際にやってみた感想としては結構微調整が必要!!
輪ゴムの位置や角度によって飛び方も違ってきます。中には暴発して自分のほうに飛んでくることもあったりしたので注意が必要です。色々やってみた感じでは、安定して飛ばせるのは2連発でした。輪ゴムを引っ掛けるところ(銃身じゃなくてトリガーのほうね)が2本なので、それに合わせるとスムーズに飛びます。
見た目はすごく格好良いものが出来上がりましたが、まだまだ改善の余地がありますねw
最後に、今回参考にした本についてどうしても言っておきたい(ツッコミたい)ことがあってですね。
この著者の永田さんのプロフィールが個人的にツボなんですよ。Amazonの著者情報を引用させてもらうと・・・
永田金司(ながたきんじ)
昭和20年12月28日生まれ。税理士。東京国税局人事第二課長、武蔵野税務署長、東京国税不服審判所部長審判官、新宿税務署長を経て平成16年7月退官。税の専門書を出版するかたわら、今回、研究を重ねた輪ゴム銃の製作書を執筆。
って、東京国税庁の人やん?!
めちゃめちゃ硬派なプロフィールを持ちながら割りばしゴム鉄砲の本を出すという意外性。本業の税金に関しても本を出版してるようです。
実際に永田さんの本をAmazonで検索すると・・・
ホンマに発売されています。なんとバラエティ豊かなラインナップ!
ちなみに、割りばしゴム鉄砲本の感想を言っておくと硬派なプロフィールが頷ける出来になっています。
展開図がとてもたくさん載っているんですけど、展開図ってどうしても立体感に欠けるんですよね。見慣れないうちは少し読み難いかもしれないです。